栗山駅データ |
|
開業日 | 明治26年(1893年)7月1日 |
住所 | 北海道夕張郡栗山町錦4丁目 |
訪問日 | 平成19年(2007年)4月22日 |
相対式2面2線のホーム。駅構内は広く、使われなくなった側線などがいくつか残っており、かつて夕張鉄道が接続していた名残を感じます。平屋の駅舎はとにかく大きいですが、待合室は小さめ。切符売り場から跨線橋の階段まで少々距離があり、向かいのホームに辿り着くには結構時間がかかります。駅前にはバスターミナルがあり、正面の通りは商店街になっています。
この駅のある栗山町は、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督と苗字が同じという縁から長い親交があり、2002年には駅から数キロの距離に栗山監督が私財を投じて造った天然芝の野球場「栗の樹ファーム」があります。また2012年12月22日には駅前通りにて栗山監督優勝パレードが開催。
今の駅舎からは想像もできないオーソドックスな木造駅舎が建っていました。旧駅舎は建て替えられていないとしたら、1901年(明治34年)下期に造られた建物ということになります。建物自体の高さがかなりある点を考慮すると明治に建てられたものだろうと想像できますが、隣の由仁駅旧駅舎と比べるとかなりシンプルな駅舎に見えます。1975年(昭和50年)4月1日に夕張鉄道が廃止、1984年(昭和59年)2月1日に貨物・荷物取扱い廃止、同年3月31日に簡易委託駅となり、昭和50年代で既に斜陽を迎えていた駅でしたが、岩見沢〜苫小牧間では最も人口の多い町に発展している点は興味深いところです。