川上駅データ |
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開業日 | 大正9年(1920年)6月1日 |
転換日 | 平成元年(1989年)6月4日 |
廃止日 | 平成18年(2006年)4月21日 |
住所 | 北海道足寄郡陸別町字利別川上62番 |
訪問日 | 平成17年(2005年)7月8日 |
ホームは単式1面1線で、他に横取線が一本延びています。ふるさと銀河線内では秘境的立地条件と駅舎の古さからカリスマ的な存在となっている駅です。大正9年築と言われる駅舎はシンプルながら独特の風合いをかもし出しています。かつて林業が盛んだった頃はかなり栄えていたらしく、駅員も配置されていたそうです。今は民家はゼロ。左手に廃屋となった鉄道官舎が一軒残っているのみです。
晩年の駅舎と比べると、窓が多い、ホームタンク(灯油タンク)が置かれているといった違いがあり、人の気配を漂わせています。詰所として使われていたのでしょうか。出入口ドアの奥、ホーム向かいに小さな建物(倉庫?)が立っているように見えます。
1962年(昭和37年)10月1日、貨物・荷物取扱い廃止と同時に無人化。その後は一貫して無人地帯だったようです。よく駅として存続していたものだと思います。