楓駅データ |
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開業日 | 昭和56年(1981年)10月1日 |
廃止日 | 平成16年(2004年)3月12日 |
住所 | 北海道夕張市楓鉄道用地 |
訪問日 | 平成15年(2003年)11月15日 |
一日一往復(しかも朝のみ)、日曜運休という冗談のようなダイヤ設定だった楓駅。新夕張駅から楓駅に行くためだけに一両が往復していました。通常使用されていたホームは行き止まりの単式1面1線の方だけでしたが、特急が通る線にも相対式2面2線のホームが設置されているという しっかりとした駅構内でした。
廃止から3年経っても相対式ホームと旧3番ホームと線路が残されたままです(2011年に再々訪問した時も変わらず残っていました)。廃止直前から、どれだけ寂しい駅なのだろうと思っていたのですが、駅前には三階建ての団地が並ぶなど住宅は多く、商店や郵便局もあったりします。
1981年7月1日に登川支線が廃止になり、途中駅だった楓駅(2代目)も廃止されましたが、同年10月1日の石勝線開業によって移転開業することになり3代目楓駅となりました。上の写真は開業直前の駅舎になります。
ホームは単式1面1線で、ほかに登川炭鉱の積み込み線などがあったそうです。木造駅舎の竣工は1916年(大正5年)とのこと。1981年(昭和56年)5月25日に無人化(簡易委託)され、同年7月1日に廃止となりました。駅舎正面はAの平面右側で、ホーム出入口が妻面にあったようです。